「Nostalgic harmony 地図にない場所」

「Nostalgic harmony 地図にない場所」 (写真家 山本英人 作品シリーズ)

「夢占い」 ”Impressionism PhotoArt 印象派写真” Eiji Yamamoto Photography

ヨーロッパの田舎の風景や中世の面影を残した城跡、街並みに出会ったときに、この景色は何十年、何百年と変わっていないんだろう、きっと中世から同じ光景なんだろうと郷愁に似た感情を抱きます。といっても現在の風景は道路が舗装され、色とりどりの電飾看板があり、田舎には電柱・電線もあり、また車も走っているので、それらがない当時の姿を頭の中で思い浮かべて、そのように感じています。

そして中世の砦跡、昔の石垣や階段、庭園跡を目にすると、今は人がいない場所なのに、ここにはたくさんの人がいたのだろう、今は水が流れていない庭園跡も、当時は花があり水が流れていたのだろうと想像することがあります。同時にここで時間を過ごした人もいたに違いないと想像します。ただ座っていた り、本を読んだり、ぼーっとしていたり。またはそこから広がる世界を想像していたり。

この作品シリーズ「Nostalgic harmony 地図にない場所」では、そのような郷愁を感じながら、印象派写真でそのような世界を作り、そこでの時間を表現してみました。現代でも昔で もない架空の時代の架空の場所です。この「地図にない場所」の自然の音、遠くで響く教会の鐘の音、そこに吹く風や水の冷たさなど、のんびりとした時間の流れやそこにいる人の感情、そしてそれぞれ一枚一枚の中にある物語を感じていただければ、ヨーロッパを旅した人が感じるであろう中世のノスタルジーが、新たに色を伴ったイメージとなって心の中に広がってくるかもしれません。

 

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